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Channel: Cambridg Diaryケンブリッジ日記:三戸浜(海岸)編
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【追記アリ】Yulia Stepanova(現在Coryphee)マリインスキー本劇場:7月6日(日)白鳥の湖を踊る-その2。

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追加のビデオです:

http://www.youtube.com/watch?v=W5p1heCrtYc
http://www.youtube.com/watch?v=eeXoW5lzV5I
http://www.youtube.com/watch?v=1syauNowTag
http://www.youtube.com/watch?v=ZPRXzKtm_u8

Yulia Stepanovaの2回目の白鳥の湖の舞台ですが、賛否両論です。youtube上のコメントとBallet Alert!は、ほとんど「歴史に名を残すバレリーナ」扱いですが、ロシアのカキコでは、「最初のパフォーマンスのほうが良かった、小ミスが目立った、バレエの基本中の基のパが良くない、ポーズをきちんと取っていない、ラインをきれいに見せる努力が足りずタメがない、見せ場がなくダラダラとしている」などと、あまり好意的ではありません。パートナーのParishについては、「容姿だけが取り柄、考えられうる最悪のパートナー、サポートが下手、なんでこんなの出すの」から、「ハンサムだし王子っぽくて素敵、とてもよく踊った、全体的に良かった」と分かれております。(ついでではかわいそうなのですが、Ermakov君への賛辞がたくさんありましたよ。確かに、久しぶりに(?)気合いの入った踊りでしたね。)

ふーん...。。。。o(゚^ ゚)

特に、「ポーズ」の件ですが、あまりにもみなさんイマドキの新体操系の踊りばかりみてきたので、「脚をなるべく高く上げてポーズを長い時間とる」でないと、消化不良を起こすんじゃないでしょうか?昔の白鳥の湖をみると、ポーズなんてさっぱりしたものでしたのに...。

「S」の白鳥の湖の2回目と比べますと、ミスのレベルが違いますよ、何十回も踊った後の昨秋のと比べたって、Yuliaがいかに素晴らしい白鳥・黒鳥であるか、誠に明らかです。(昨日、二人の白鳥の湖、「S」は昨秋ので、Yuliaは2回目ので実際み比べました。)

ロシアのカキコは厳しい批評ですが、一体何故私は涙したのでしょうか?まず、彼女の演技の素晴らしさ、そして、魂が宿る頭や四肢の動き、まるで、神様に捧げものをしているような神々しさを感じ、細かい技術の乱れなど消し飛ぶほどでした。

みなさんは、どう感じられましたか?

(ミハイロフスキー劇場の追加情報です、あくまでも噂ですが、ボリショイ・バレエ学校から入団のSobolevaと去年のモスクワ国際コンクール優勝のBondarevaが退団したらしい、とのことです。また、レベ君こと、Viktor Lebedevのミハ劇場入団は、現首席振付師のMessererが強く望み、また、コーチも彼がやっている、とのことです...← そういう「意味」だと信じているのは、あなただけではありません。最後に、Kristina Shapranですが、カキコの劇場内部関係者によると、「90%の確率で、9月の公演で踊ることはない」そうで、また、本人は当分の間そっとしておいてというのが希望らしいです...。)

【追記】

Ballet Alert!に、「以前は、Zhiganshinaはマリのハゲのお気に入りのようで、マリの公演に出してみたりしたのに、卒業時にハゲが提示したマリ入団条件というのは、たいへんに侮辱するような内容であった」旨のコメントがありました。やっぱりね、でも、マリ卒業時にはよくいる「良い卒業生」並になってしまい仕方がないかと。

来年の卒業生は、「Svetlana Strebko」を加えて、「五人囃子」または、「カルテット」でございました。たいへん失礼いたしました。

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