マリインスキー・フェスティバル2015。

ロシアのカキコで今年のフェスティバルに関連した噂話などを読んで参りました。とりあえずは、マリインスキー発信のプロモ用ビデオ、新作の「バンビ」お稽古の様子と振付担当Pimonov（セカンド・ソロイスト）のインタビュー：

https://www.youtube.com/watch?v=d9zKT2na-FA

新作は、「バンビ」と「In the Jungle(ジャングルの中で)」ですが、「こどもが楽しめる作品」と振付家本人が言っておりますね～、あーそう、本来は、ロイヤル・バレエの「不思議の国のアリス」が新作で初日の目玉のはずだったらしいんでね、当然代用作品もこども用にせんとね。ハゲが「ロンドンで『不思議の国のアリス』上演のための交渉に行っていたが、多額のロイヤルティのためか、すぐサンクト・ペテルブルクに呼び戻された（←　おそらく、作品代をケチったもう一人のハゲに）」だそうです。

外の作品を使うと相当なロイヤルティを支払うはめになるそうで、本当にゲルハゲってバレエで稼いでるくせにバレエにはとことん辛く当たるのですわ～。ゲルハゲがふったオケで踊られた公演については、先日の米国公演でもBallet Alert!で非難殺到です、そして、ピアノ・ソロで踊られたDC公演でのショピニャーナも同様。米国公演での音楽と踊りの乖離について、ロシアのカキコで数ページを費やして意見が出ました。ほとんどはゲルハゲ非難です。昔の指揮者はどれだけ大物であっても、しっかりと芸術監督やダンサーやその他の関係者と話し合って、素晴らしい舞台を作るべく協力関係が存在したと。

今のマリインスキーではそんな協力関係など考えられません．．．。

さて、今年のフェスは本来、「石の花」や「青銅の騎士」などの、かつての「キーロフ」時代の復活作をかける予定だったらしいのですが、これも取りやめ～．．．。

しかし、ハゲは何一つ決定権を持たないのですね、上記のロイヤル・バレエとの交渉半ばで「呼び戻された」件もしかり。他にも、例えば、本日2月13日時点ですが、3月1日以降のキャスト記載がまだ出ません、これは以前からRBV2さんが言及されていた、「最終的なキャスト決定はゲルハゲのオッケーが出ないとなされない」ためで、「365日中軽く半分以上は海外公演でサンクトは年中留守」なため、ゲルハゲ帰還を待ってからキャスト発表なんでございましょう。そして、極めつけは、米国NY公演のプログラムには、「Fateevハゲの写真がなかった」というのですから、ただし、この写真の件は確認が取れておりません。どなたか、NY公演のプログラムをご覧になった方がいらっしゃれば、真相を教えていただけませんでしょうか？

そんなハゲのフェスに関するインタビュー：

https://www.youtube.com/watch?v=AZlOpeQpOw0