みなさま、たくさんのコメントをありがとうございます、本当に勇気づけられます!!!!!!ura*a3t*さま、ヌレエフ・ガラのリンクをありがとうございました、早速、更にインスタを探しまくりました、結構ビデオ出てますね。Yuliaは本当はRodkinと黒鳥PDDの予定だったんですね、ロシアのカキコでプログラムの写真投稿がありました。しかし、1月はTissi君と踊りましたしね、全く問題なかったですね。今回全幕ではありませんでしたが、1月より良かったように思います、少しずつ日常が戻ってきて落ち着いてきたのか、「鼻息の『荒さ』」や「ささくれだったカドカド」みたいなのが踊りからなくなってきたと思いました。グランフェッテ、途中オットットが一瞬ちょびっとありましたが、ちゃんと33回転くらいありましたしね(/ω\)
さて、ノイ爺のボリショイAK初日のパフォーマンスのビデオが出ています:
https://www.youtube.com/watch?v=6wfyQ9ZIrTs&t=2s
https://www.youtube.com/watch?v=nXuh_UhxL8c&t=5s
https://www.youtube.com/watch?v=GvEGVwQGXL4&t=3s
https://www.youtube.com/watch?v=Twe5-ZDM11Y&t=287s
思っていたよりも更に酷かったと思いました、とりわけSvetlana Zakharovaがね~…。これを書くのを逡巡しました、日本にも彼女のファンが大勢いますしね……、あえて、その方々を怒らせるのもアレかしらと思いました。しかし、数時間前のBallet Alert!のコメント(下記参照)を読んで、「やはり、ワタクシだけではないのだ」と思い~…。
今までみたザハのパフォーマンスの中で、「一番醜悪」でした。マリの「S」の踊りをみると気分が悪くなるのですが、それと似た体験をしました。彼女の20代前半のマリでの白鳥の湖をロイヤルオペラハウスでみたあと楽屋口で出待ち、出てきたのは本当に「暗くて地味な」ジーンズをはいた痩せぎすの若い女性……そう、ザハの第一印象は「ネクラ」なんですよぉ~Σ(・□・;)そんなザハがベテランとなり、更に暗さを増したぁ~!!!なんで今さらこんなに解釈が複雑な役を、あまり頭がよろしいとは言えない、また、芸術的なセンスもよろしくないZakharovaに踊らせるのか?????ボリショイの「看板」だから??????
若い頃から主役を踊り続け、老成するのが早かった、30歳前に既に私の中では「ピークは過ぎた」と思っておりました。それから10年、もちろん上向きになるはずはなく、危惧していた彼女の内内面が出ること出ること…、29歳くらいで既に「気難しさ」が踊りに出ていました、それからは、ひどくなるばかりで…。内面を出さずに様式美追求でバレエ人生を終わるのも一つの選択肢でしたのに。頭のいいVishnevaですら、クラシカルの限界点を超えて(← 他に容姿も踊りももっと優れたクラシカル・ダンサーがたんまりいたので、例えば直近ではザハとか)やっとコンテや劇場型へ切り替えました、たいしたパフォーマンスでもないなと私的には思っていましたが、どうにか対面は保てましたので、もっとさっさと方向転換すべきだったと思います。では、ザハはどうでしょう?30半ばを超えての6時のポーズもないもんでしょうが、まだ「これが命」とばかりやっています、踊りの流れがそっちのけになることも、もはや体は若くありませんから。しかし、クラシカルでのポーズの美しさはピカイチ、少し無理な柔軟ポーズや難しい技を抑えてベテランらしい味を出せばよろしいのに…。そこは、彼女の気難しさやプライドの高さ、そして、あまり知性的とは言えない踊りのスタイルの選択などなど…、本当にモッタイナイ、謙虚に美しさを追求していけば、まさしく「世紀のプリマ」になれましたのに…。
(若い頃にみたシルヴィ・ギエムに衝撃を受けたとインタビューで言っていました。ギエムに憧れ、それを目指したのでしょうけれども、申し訳ないけれども、足元にすら及ばない、ギエムの芸術性にも技術にも。また、バレエ・ファンの中には、アンチ・ザハが結構おりますよ。)
Fleurdelis:「After seeing the first cast, I must admit that I now understand what Volancohunter was saying. Neumeier surely knows best, but I cannot understand his casting. Stashkevich's Dolly was so diminutive, it was hard to tell her apart from her kids. Khokhlova is very self confident and bubbly, I was not convinced by her becoming clinically insane over her broken love for Vronsky. Savin has too much of a dark side to be a convincing Levin. Only Mikhail Loubukhin was right in his element as Stiva Oblolnsky, definitely fits his character, as most roles often do.初日をみたあとで、Volancohunter(=他の投稿者さん)が言わんとしていることがようやく理解できた。ノイはどうするのが最高かちゃんと心得ているけれども、このキャストは納得いかない。スタシケビッチのドリーは矮小過ぎる、子供と一緒だと彼女だって認識するのが難しい。ホフロワは自信満々でおしゃべりなもんで、Vronskyに振られて精神疾患を患うなんて考えにくい感じ。サヴィンは暗い面がありすぎで、Levinにピッタリとは言えない。ただ、ロブーヒンだけは役とドンピシャObloinsky、彼のキャラにぴったんこだし、まあ彼に与えられる役はおよそいつも合っている。
I was disappointed with Svetlana Zakharova. There is SO MUCH material given to her by Neumeier to work with, and she did so little with it. She was completely empty. Rodkin just had to be himself to come across as a convincing Vronsky, but not as impactful as I hoped for, I felt he was not responding to his Anna, not that there was much to respond to.ザハには失望した。彼女にはノイの作品が「与えられ過ぎ」るほど与えられているのに、成果は乏しい。完璧なまでの空虚さ。Rodkinは、それはもう「オレサマ」丸出しでVronskyに挑み続けたけれども、望んだほどには強いインパクトを残したとは言えない、こたえるほどの愛がそれほどなかったという訳でもないのに、アンナの愛にこたえているとはとても感じられなかった。
I was ready to conclude that it is only Neumeier's own Hamburg artists who are able to transmit his ideas fully, until I saw the second cast tonight. Was so glad I did, after the grave disappointment of the first cast. The second cast is a true marvel to behold, not only in terms of the excellence of established artists such as Smirnova, Ovcharenko, Shipulina, Belyakov or Merkruiev, but also Neumeier digging out such gems from among the recent Moscow ballet school graduates as Fateeva as Kitty, or Kallistratov as Seryozha.二日目の夜の公演をみるまでは、ノイのハンブルク・バレエのダンサー達だけが、彼のアイディアをくまなく体現できるのだろうと、結論づけようとしていた。今夜は本当に行ってよかった、昨晩の初日のキャストに対する失望が強かっただけに。二日目のキャストは本当に目を見張るものがあった、スミルノワ、オフチャレンコ、シプリナ、ベリャコフ、メルクリエフといった実績のあるアーチストの秀逸さというだけでなく、ノイは、最近のモスクワ・バレエ学校卒業生のファテーエワ(← マリのク●ハゲとは関係なし)をキティ役にしたり、カリストラトフをSeryozha役にあてがったりと、宝物発掘にもいそしんだ。」
さて、ノイ爺のボリショイAK初日のパフォーマンスのビデオが出ています:
https://www.youtube.com/watch?v=6wfyQ9ZIrTs&t=2s
https://www.youtube.com/watch?v=nXuh_UhxL8c&t=5s
https://www.youtube.com/watch?v=GvEGVwQGXL4&t=3s
https://www.youtube.com/watch?v=Twe5-ZDM11Y&t=287s
思っていたよりも更に酷かったと思いました、とりわけSvetlana Zakharovaがね~…。これを書くのを逡巡しました、日本にも彼女のファンが大勢いますしね……、あえて、その方々を怒らせるのもアレかしらと思いました。しかし、数時間前のBallet Alert!のコメント(下記参照)を読んで、「やはり、ワタクシだけではないのだ」と思い~…。
今までみたザハのパフォーマンスの中で、「一番醜悪」でした。マリの「S」の踊りをみると気分が悪くなるのですが、それと似た体験をしました。彼女の20代前半のマリでの白鳥の湖をロイヤルオペラハウスでみたあと楽屋口で出待ち、出てきたのは本当に「暗くて地味な」ジーンズをはいた痩せぎすの若い女性……そう、ザハの第一印象は「ネクラ」なんですよぉ~Σ(・□・;)そんなザハがベテランとなり、更に暗さを増したぁ~!!!なんで今さらこんなに解釈が複雑な役を、あまり頭がよろしいとは言えない、また、芸術的なセンスもよろしくないZakharovaに踊らせるのか?????ボリショイの「看板」だから??????
若い頃から主役を踊り続け、老成するのが早かった、30歳前に既に私の中では「ピークは過ぎた」と思っておりました。それから10年、もちろん上向きになるはずはなく、危惧していた彼女の内内面が出ること出ること…、29歳くらいで既に「気難しさ」が踊りに出ていました、それからは、ひどくなるばかりで…。内面を出さずに様式美追求でバレエ人生を終わるのも一つの選択肢でしたのに。頭のいいVishnevaですら、クラシカルの限界点を超えて(← 他に容姿も踊りももっと優れたクラシカル・ダンサーがたんまりいたので、例えば直近ではザハとか)やっとコンテや劇場型へ切り替えました、たいしたパフォーマンスでもないなと私的には思っていましたが、どうにか対面は保てましたので、もっとさっさと方向転換すべきだったと思います。では、ザハはどうでしょう?30半ばを超えての6時のポーズもないもんでしょうが、まだ「これが命」とばかりやっています、踊りの流れがそっちのけになることも、もはや体は若くありませんから。しかし、クラシカルでのポーズの美しさはピカイチ、少し無理な柔軟ポーズや難しい技を抑えてベテランらしい味を出せばよろしいのに…。そこは、彼女の気難しさやプライドの高さ、そして、あまり知性的とは言えない踊りのスタイルの選択などなど…、本当にモッタイナイ、謙虚に美しさを追求していけば、まさしく「世紀のプリマ」になれましたのに…。
(若い頃にみたシルヴィ・ギエムに衝撃を受けたとインタビューで言っていました。ギエムに憧れ、それを目指したのでしょうけれども、申し訳ないけれども、足元にすら及ばない、ギエムの芸術性にも技術にも。また、バレエ・ファンの中には、アンチ・ザハが結構おりますよ。)
Fleurdelis:「After seeing the first cast, I must admit that I now understand what Volancohunter was saying. Neumeier surely knows best, but I cannot understand his casting. Stashkevich's Dolly was so diminutive, it was hard to tell her apart from her kids. Khokhlova is very self confident and bubbly, I was not convinced by her becoming clinically insane over her broken love for Vronsky. Savin has too much of a dark side to be a convincing Levin. Only Mikhail Loubukhin was right in his element as Stiva Oblolnsky, definitely fits his character, as most roles often do.初日をみたあとで、Volancohunter(=他の投稿者さん)が言わんとしていることがようやく理解できた。ノイはどうするのが最高かちゃんと心得ているけれども、このキャストは納得いかない。スタシケビッチのドリーは矮小過ぎる、子供と一緒だと彼女だって認識するのが難しい。ホフロワは自信満々でおしゃべりなもんで、Vronskyに振られて精神疾患を患うなんて考えにくい感じ。サヴィンは暗い面がありすぎで、Levinにピッタリとは言えない。ただ、ロブーヒンだけは役とドンピシャObloinsky、彼のキャラにぴったんこだし、まあ彼に与えられる役はおよそいつも合っている。
I was disappointed with Svetlana Zakharova. There is SO MUCH material given to her by Neumeier to work with, and she did so little with it. She was completely empty. Rodkin just had to be himself to come across as a convincing Vronsky, but not as impactful as I hoped for, I felt he was not responding to his Anna, not that there was much to respond to.ザハには失望した。彼女にはノイの作品が「与えられ過ぎ」るほど与えられているのに、成果は乏しい。完璧なまでの空虚さ。Rodkinは、それはもう「オレサマ」丸出しでVronskyに挑み続けたけれども、望んだほどには強いインパクトを残したとは言えない、こたえるほどの愛がそれほどなかったという訳でもないのに、アンナの愛にこたえているとはとても感じられなかった。
I was ready to conclude that it is only Neumeier's own Hamburg artists who are able to transmit his ideas fully, until I saw the second cast tonight. Was so glad I did, after the grave disappointment of the first cast. The second cast is a true marvel to behold, not only in terms of the excellence of established artists such as Smirnova, Ovcharenko, Shipulina, Belyakov or Merkruiev, but also Neumeier digging out such gems from among the recent Moscow ballet school graduates as Fateeva as Kitty, or Kallistratov as Seryozha.二日目の夜の公演をみるまでは、ノイのハンブルク・バレエのダンサー達だけが、彼のアイディアをくまなく体現できるのだろうと、結論づけようとしていた。今夜は本当に行ってよかった、昨晩の初日のキャストに対する失望が強かっただけに。二日目のキャストは本当に目を見張るものがあった、スミルノワ、オフチャレンコ、シプリナ、ベリャコフ、メルクリエフといった実績のあるアーチストの秀逸さというだけでなく、ノイは、最近のモスクワ・バレエ学校卒業生のファテーエワ(← マリのク●ハゲとは関係なし)をキティ役にしたり、カリストラトフをSeryozha役にあてがったりと、宝物発掘にもいそしんだ。」