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Channel: Cambridg Diaryケンブリッジ日記:三戸浜(海岸)編
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マリインスキー・バレエ来日公演2015:12月2日(水)ロミオとジュリエット・於文化会館。

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なんでも、12月2日はNatalia Makarovaのお誕生日らしくて、JAのサイトでは当日イベントらしき匂いが。ふーん、会場は普通通りだけどな~、と思いながら着席。(いつものように、「スポーツおばさん」で半袖ポロにジャージ素材のパンツ、ターコイズのでっかいリュックサックを背負って乗り込んだのですが、周りのみなさんに引かれたような...。(;~〓~)すんません、観劇は体力勝負で全力投球でみます、こんな格好でないと持ちませ~ん。~(=^‥^A;;;)

と思ったら、見たくもないハゲが通訳引き連れ出てきて、Natalia Makarovaへのおべんちゃら7分間、あんのぉ~、文化会館に2000人入ってたとしても、のべ14000分もの時間をハゲのスピーチで費やされるとは~???みなさん、拍手で出迎え、拍手で送りましたが、ホント、日本人の観客って親切すぎるわ~...。( ̄Д)=3

だから、ハゲご一行は米国・英国・その他のヨーロッパへはいそいそと毎年巡業行くくせに、日本はナント「3年ぶり来日」(!!!)なんてふざけた興行をかけられちゃうのよ、クヤシ~!!!

凸(メ▽▽)

大体、Makarovaはね、かつてソ連を捨てて西側に亡命したおばさんなんよ、それをまー、ロイヤルでもって大成功しちゃったもんだから、一変、「ロシア」ではもろ手を挙げて歓迎かい???つくづく不思議な国だよ、ロシアは...。極端な表と裏、そして、死を厭わない矜持を持った国民、まるで死より大切なものがあるかのように、時にとてつもなく激しく~...。

すんません、公演の話に戻ります。

前奏からぞくぞくするようなオーケストラの音の美しさ、艶があり、緩急自在、強弱も物凄い、これ以上のロミジュリの音楽がありますでしょうかぁ~、これをバックに踊るなんて、本当にマリのダンサーはラッキーではないでしょうか?

他のブログさまの感想を読みますと、みなさま、ラブロフスキー版がお好きでないようで。まあ、お気持ちわかります、確かに「踊る」ダンサーが限られておりますね、ジュリエットとロミオのパ・ド・ドゥが、チューばっかりやらせずに(計5回ほども???)もう少し二人でしっかり踊らせる場面があるといいなと思いました。また、ラブロフスキーの振付も少し反復に過ぎるかと、ヴァリエーションに乏しいなと感じました。

プロコフィエフの音楽は素晴らしいのですけれども、いつもロミジュリをみて思うことがあります。

「もし、チャイコフスキーがもう少し長生きして、ロミジュリ全曲完成させていたら、どれほど素晴らしい作品になっただろうか?そして、ロミジュリのステージング・振付は、どのようなものになっていただろうか?」

チャイコフスキーは前奏曲を残して他界、そして、この前奏曲の美しいこと...。

。゜゚(>ヘ<)゚ ゜。

【続く】

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