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Channel: Cambridg Diaryケンブリッジ日記:三戸浜(海岸)編
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Yulia Stepanova(現在ボリショイ☆Principal☆)3月22日(水)にエチュードのリードを踊る-その2。

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ボリショイのエチュード初演では、ロシアのカキコで大嵐のような怒涛のコメントの応酬、賛否両論でしたが、何日か経過して「騒動」が落ち着いてきた現時点では、結局のところは、ボリショイにとってはプラスに働いたようです。茶番のようなミスをさらけ出してしまったダンサーが多数はあっても、観客は大いに楽しんだ、と。

今さらながら、ロシアのキャピタルにある天下のボリショイ劇場のバレエ部門、十何年かまでのラスベガス興行の悲惨な失敗を彷彿とさせるような、大名跡にあぐらをかいた尊大さや自己過大評価が露呈したような気がします。

厳しいようですが、名前だけの内容が伴わないバレエ団になり下がっていた、と。

エチュード初演興行の批判の大部分は、「グリゴロ爺フェスティバルで多忙を極めていたのに、リハーサル時間が短か過ぎる」とか、「ミス連発でみていられない、ボリショイの演目は充実しているのだから、今さらこんな技術的に難解な演目は必要ないだろうに」とか、「故意に技術レベル最高難度の演目を持ってきて、ダンサーを貶めようとした」とか、「ダンサーつぶしが目的だ」とか、それはま~、ありとあらゆるVazievへの罵詈雑言に終始しております。これらのコメント、ボリショイのファンのみならず、ロシアのカキコの主催者Mikhail自ら「ダンサーに確認した」そうなんですね。

ほんに、オッソロシ~、歪んだ性格者だらけのバレエ団ですなぁ~。プライドばっかり高くて、自分の才能・努力のなさを棚に上げ、失敗の全責任を芸術監督になすりつけるとは、テメー、バレエを踊るんじゃないよ!!!(# ゚Д゚)

Vazievの意図は、実は本当に、ダンサー達に自分らの力量を改めて自覚させるところにあったのかもしれません。ボリショイのダンサーは、甘やかされ過ぎていると意見を過去複数目にしましたから。良い意味での「覚醒=wake up call」になったかもしれません。

今までボリショイのダンサーに感じていた「不必要な尊大さ」というのは(← 踊りが「ヘボ」であるにもかかわらず)、気のせいではなく、やはり人格そのものが踊りに表れていたのだろうと再確認した次第です。

プライドだけはイッチョマエなんだから、そのプライドを練習にぶつけてチョーダイよ、5月の再演が楽しみだよ!!!

そして、文句ばっかり言ってるボリショイのファン達よ、Yuliaの悪口言っているヒマがあるんなら、ちゃんと「バレエ目」を養って、真の芸術性を理解するべく精進しろ~いぃ~!!!カカシ踊りを礼賛してんじゃね~、ちゃんと全身のコーディネーションの流れをみなさいよ、Yuliaみたいに動けるダンサーは稀有なんだってこと、そこんとこちゃんとみてよ。

ふぅ~、失礼いたしました。 ura*a3t*さまよりご紹介いただきました、Yuliaのエチュード・デビュー、インスタ動画です:

https://www.instagram.com/p/BR-qOsaAWqh/

ワタクシもインスタでソロ部分の短いの見つけました:

https://www.instagram.com/p/BSFa9VBgGKB/?taken-by=lisa.lai

そして、19日の分か不明ですが、ロシアの季節のリード:

https://www.instagram.com/p/BSHhdGuAmON/?taken-by=meli.pasztor

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